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あえてストーリーのあるクラシック音楽を初心者におすすめしてみる

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初心者におすすめのクラシック音楽というと、バッハのG線上のアリアや、パッヘルベルのカノンなど、「癒し」というキーワードで紹介される曲が多いように感じます。もちろんそこで紹介されているのは鉄板の名曲揃いなんですが、自分がクラシック音楽を聴き始めた時は、物語性のある曲や、いわゆる標題音楽と呼ばれる情景をイメージしやすい曲を最初に面白いと感じた記憶があります。
例えばホルストの「惑星」。太陽系の中で地球を除く水金火木土天海の惑星が、西洋占星術で表される性格的な位置づけと共にタイトルになっています。例えば火星は「戦争をもたらすもの」という副題が付けられていますが、聞いた瞬間日本人なら絶対「宇宙戦艦ヤマト??」と思ってしまうんじゃないかな。笑 あの4分の5拍子のリズムを創り出したホルストは天才です。ヤマトだけでなくスターウォーズやその他SF映画の音楽にもその影響は見て取れます。また、木星「快楽をもたらすもの」では、中間部からの有名なメロディに歌詞をつけ平原綾香さんが歌ってヒットしましたが、そのメロディが出てくる前の素晴らしいオーケストラも是非聴いてみてほしいです。「ジュピター」の歌で聴きなれたメロディも前半部分のオケの後に現れるとまた新鮮な感動があります。
他にも例えば「カルメン」や「シェヘラザード」。日本で大人気のフィギュアスケートでよく使われる曲なので聴き覚えのある方も多いと思います。改めて全曲聴いてみる前にぜひ、おおまかなストーリーをチェックしてみてください。あらすじはネットでもすぐ探せます。カルメンはオペラ、シェヘラザードはバレエになっています。実はバレエのシェヘラザードは曲が作られた後にバレエになったので、もともと作曲家のリムスキーコルサコフがイメージした千夜一夜物語のシンドバッドとはかけ離れたストーリーなのですが…笑 なのでシェヘラザードはそれぞれの曲に付けられたタイトルから、シンドバッドのストーリーを照らし合わせてみるのもいいかもしれませんね。ある程度予備知識が入ったところで、そのままオペラやバレエを観る形で音楽に触れてもいいし、オーケストラ用に編曲された組曲を聴いてみるのもいいでしょう。
それぞれテンポや雰囲気がまったく違う曲の組み合わせが、物語の世界を表現しています。そういう所は今の映画音楽と何も違いはないですよね。最近は世界中で「アナ雪」や「レ・ミゼラブル」が流行ったように、映画のなかった頃はオペラやバレエの音楽が、今年の大ヒット曲!みたいな感じで広まっていったのでしょう。そう考えるとなんか楽しいですよね。他にも沢山ご紹介したい曲があるのですが、今回はこの辺で。

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最終更新日:2015-11-25 06:59

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